docomoの月々サポートを途中でやめる三つの方法
「最新機種にもかかわらず、月々のお支払いがこんなにお安くすみますよ!」
よく聞くセールストークです。このトークを聞いて携帯電話を購入した場合、多くの方が分割払いと月々サポートのふたつを自動的に選択しています。しかし、まだ二年経っていないのに壊れてしまった、なくしてしまった、もっと欲しいモデルが発売された、使ってみたら使いにくい・・・。もちろん我慢して使える場合はそれもひとつの選択肢です。使えない場合や我慢できない場合の三つの方法です。
そもそも月々サポートって何?
月々サポート、略して月サポ。簡単にいってしまえば、ドコモが新機種への乗り換えを促進する為に行う割引サービスです。次々に高性能のモデルが発売されるなか、スマートフォンはとても高価なものになっています。こんなに高価なもの簡単に買い替えなんかできない!って言われてしまうと困ってしまうので、あの手この手で割り引いてくれてます。その割引の一種です。
スマ-トフォンの価格を調べてると定価と並んで「実質負担額」なんてものを見かけたことないですか?
[定価]ー[月々サポート割引額合計]=[実質負担額]
という計算になります。結構割引してくれるんですよね。
そんな素敵な月々サポートですが、実はいろんなルールや特徴があります。
- 最大で24回にわけて割引サービスを受けられます。一回にまとめる事はできません。
- 割引額は機種によって様々で、基本的には定価によって変動します。定価の高い機種は、いっぱい割引してくれます。
- 大手3キャリア(docomo、au、softBank)の中では、ドコモが一番多く割引してくれます。
- 割引を受けている最中に機種変更すると、あと何回残っているかに関係なく消滅します!
- 特殊な例ではありますが、パケット定額プランをはずすと消滅します。
- 一番ややこしい部分ですが、本体代金の割引ではありません!
三つに分けて特徴をまとめてみました。
携帯電話にはいろんな使い方があります。電話をかけるのが多い方、メールやアプリなどの通信が多い方、ご家族で同じキャリアにしている方など、
みなさんのご利用状況も様々なので、どれが一番いい方法なのかはご自身で決めていただくとして、それぞれの方法のいいところとわるいところをまとめてみました。
中古携帯を活用する
新古や中古で携帯電話本体を購入して、今あるSIMカードを差し替えて使用する方法。基本的に料金プランなどはそのまま。
良い:月々サポートの割引をもらいながら、携帯本体だけの交換ができる。中古や未使用など程度はいろいろあるが、基本的に安い。使い慣れているなどの理由で同じ機種を探す場合、古いモデルでも購入可能。
悪い:SIMカードの差し替えだけで利用可能な機種に限定される。新しい携帯が壊れた時、修理はできるが有料になる事がある。確率はかなり低いが急に使用できなくなる事がある。サポート体制の整っているお店で購入しましょう。
MNPを活用する
ナンバーポータビリティ(キャリアの乗り換え)を利用して、新しい携帯を購入する方法。docomoからauへ乗り換え、docomoからSoftBankへ乗り換えなど。電話番号は変わりません。
良い:割引サービスが一番手厚い!他社から自社へ乗り換えてもらってるので、当然ながらいっぱい割引してくれます。最新機種が一番安く買えます。
悪い:キャリアが変わるので、それに伴って不都合も・・・。メールアドレスが変わる、ご家族などでキャリアと揃えていた場合仲間はずれに。貯めてたポイントがなくなる。もとのキャリアへの解約手数料が発生する。(だいたい1万円ぐらい)手続きが少し複雑で面倒です。
docomoショップなどでの機種変更
良い:メールアドレスがそのまま使える。(アドレスがdocomo.ne.jpで終わるメール)ドコモポイントが有効活用できる。料金プラン、オプションなどが引き継げる。(もちろん変更も可能)手続きが一番簡単。
悪い:月々サポートなどの割引サービス額が一番少ない。以前の機種代金も支払わないとならないので機種代が高くなる。
安さを優先するか、手軽さを優先するか、悩ましいところではありますが、みなさんの参考になれば幸いです。