iidaの名機、LIGHT POOL(ライトプール)に触れる
いいものは時代を経ても変わらない良さがあります。
今回ご紹介したいのは、数多あるauガラケーの中で、変わらない光を放ち続けている「LIGHT POOL」についてです。
このクオリティこそiidaシリーズ
auのデザインケータイシリーズのiida。読み方は「イーダ」または「イイダ」。
一説によるとKDDI本社のある「飯田橋」からとったのではないかと言われている。実際のところは不明です。
2009年から展開しており、一般のケータイ、スマ-トフォンのとくにデザインを重視したシリーズとなります。
iidaシリーズのすごいのは「デザイン」する部分が、外見だけではないことでしょうか。「持つ」ことをデザインしたり、「操作性」をデザインしたり、多くのテーマで製品を輩出しています。
三角形と内臓サウンド
パッとみて気になるのはなんといっても三角形でしょう。
この機種の要とも言える三角形の(トラス状と言うそうです)デザイン。その三角形の枠内から繰り出されるLEDが他のケータイ、スマホにはないデザインとなっています。
LEDは全部で8色、光り方のパターンは約60通りも用意されており、その発光は着信時や音楽再生時にきれいにテンポよく発光し、なにげない操作も楽しく感じます。
例えるなら、万華鏡や教会のステンドグラスといったところでしょうか。
またLIGHTPOOLには、専用のオリジナルサウンド10曲がプリセットで内臓されており、本体のミュージックキーからワンタッチで再生できる音楽にあわせて、LEDがイルミネーションとして点灯する仕組みになってる。
着信時にみとれて「電話に出るのが遅い!」なんてことにならないようにして下さい。
細部へのこだわり
外観だけで終わらないのがさすがです。
持ってみると感じるのが、その持ちやすさです。手にはまる大きさ、マットに仕上げられた塗装は滑りにくく、独特なさわり心地がクセになります。
一番よく使うといってもいいボタン部分にもこだわりが感じられます。
同世代の機種では、列ごとに繋がっていたりしていて、どちらを押しているのか手の感触では感じにくいものとなっていました。
それを一つ一つ独立させることにより、押し間違いを減らす工夫がみられます。
以外な製造メーカー
意外に知られてないのですが、実は東芝製です。
なぜ知られていないかというと、東芝は2010年10月から富士通と合併が決まっていた為、薄い印象となっています。
ですので、このLIGHTPOOLが東芝製として、自ら設計・製造・発売した最後のガラケーという事になります。
随所にみられるこだわりや完成度が、色んな意味で有終の美を感じさせます。
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