ホントにお得?!docomoの新料金プラン『カケホーダイ&パケあえる』を考える ~通話料金編~
どこへかけても通話し放題とかパケットを家族内で分け合えるとか、今までの常識を覆す料金プランが発表されました。
なんか安くなりそう! ・・・ですが、本当にお得なのか、どんな人がお得でどんな人が損なのか、考えてみました。
※今回は通話料金にしぼって比較しております
通話料金徹底比較
先月の10日にdocomoより「カケホーダイ」と「パケあえる」の新料金プランが発表されました。
「カケホーダイ」は音声通話をどこへかけてもどれだけかけても定額にするといった内容です。
さっそく現行プランとの比較をしていきたいと思います。
カケホーダイプランのポイント
・他の通信会社、固定電話などどこへかけても定額
※104や0180などの特別な番号は例外です
・何時間かけても定額
・いつかけても定額
・何回かけても定額
・スマホ:月額2700円、ガラケー:2200円
現行プラン(タイプXiにねん)ポイント
・月額743円、30秒で20円
・Xi同士ならオプションをつけることで通話無料(667円)
今回の比較は、オプションをつけたものとして、合計月額1410円+30秒/20円で試算します
比較のポイント
月額だけ比較すると、その差が「1290円」になります。
ここで月額料金以外の通話料が発生しない人は、当然ながら現行プランのほうが安くなります。
通話料が発生しないということは、
・電話を普段かけない(着信することが多く、発信しない)
・電話をかける相手がdocomoユーザーでXiオプションの対象者ばかり
これにあてはまる方は現行プランをオススメします。
一方、新料金プランである「カケホーダイ」のほうが安くなるのは、通話料が「1290円」を超える人ということなります。
1290円の通話料を時間にすると、30秒20円で計算して、32分15秒となります。
docomo以外の通信会社や固定電話など有料となる番号へ電話をかける時間が「32分15秒」を超える方は、新料金プランがオススメです。
まとめ
今回は単純に通話料を時間という形で比較しました。
しかし、電話をする相手や時間などは毎月違ってくるものです。そのあたりは少し余裕をもって料金プランを選ぶ必要があります。
久しぶりの相手からの着信履歴をみて、あいた時間でかけなおしたらついつい長電話、その月の請求額をみてガックリ・・・。なんて事がないように注意してください。
今回の新料金プランにはdocomoの今後の方向性や、現在抱えている問題点がみえるような気がします。
それは、無料通話アプリが多く存在する中、電話会社の音声通話の「音質」にはかなわないはず。電話をもう一度電話として使って欲しい。
そして、無料通話アプリによって通話での収益が激減している。
これはdocomoに限ったことではないはず。同じようなサービスがでてくるのも近いのではないでしょうか。
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