スマートフォンからも感染!?インフルエンザ対策は万全に
風邪やインフルエンザ、ノロウィルスなどの感染対策には、気を使っている方も多いことでしょう。マスクを着用したり、外から帰った際にうがいや手洗いを徹底したり。中には、玄関に消毒液を置いて手などを滅菌する方もいるようです。
しかしそれは、身体に菌が付着した後の対応です。普段触れるものに抗菌・滅菌対策を施しておけば、さらに安心でしょう。毎日頻繁に触れるものの1つに、スマートフォンも挙げられます。特にスマートフォンをトイレなどに持っていく方は、知らないうちに感染源である菌やウィルスが、スマートフォン本体に付着しているかもしれません。そこで、このスマートフォンに予防策を講じる方法をいくつかご紹介しましょう。
スマートフォンの貸し借りにはご用心
イギリスの研究者によって、スマートフォンや携帯電話には、トイレの便器と比べ実に18倍以上もの菌が付着しているという見解が述べられています。さらに、スタンフォード大学のティモシー・ジュリアン博士によれば、もしスマートフォンの画面に何らかの菌が付着していた場合、その菌が指先に付く確立は30%にも及ぶとされているのです。こうした研究結果からも分かるように、風邪やインフルエンザ、ノロウィルス予防において、スマートフォンの抗菌・滅菌対策の重要性が分かります。
特に、誰かのスマートフォンを借りる際には注意しましょう。写真を撮影したり、あるいはその撮影した写真を見せたり、アプリを使わせてもらう際など、他人のスマートフォンを借りることは意外と多いでしょう。しかし相手がもしインフルエンザなど感染症にかかっていた場合、そのままスマートフォン経由で菌が移る可能性があります。風邪やインフルエンザ、ノロウィルスなどは症状を自覚するまで時間もありますので、特に本人が自覚する前に平気だと思って貸した際などは、非常に危険といえるでしょう。
保護フィルムは抗菌仕様に
スマートフォン本体で一番面積の広い部分は、タッチパネルと背面です。特に多く触れる部分といえば、その中でもやはりタッチパネルでしょう。このタッチパネルには、落下時の破損や指紋の付着などを防止するため、保護フィルムを貼っている方も少なくないはずです。実はこの保護フィルムにも、抗菌仕様のものがあるのをご存知でしょうか。
例えばコーニング社は、EPA(アメリカ合衆国環境保護庁)から認定を受けた抗菌ガラスパネル「ANTIMICROBIAL CORNING GORILLA GLASS」を販売。これは世界初のEPA認定ガラスパネルです。ガラスパネルに銀イオンが含まれ、この銀イオンが抗菌効果を持っています。
その他の抗菌グッズ
その他にも、スマートフォンと風邪やインフルエンザ、ノロウィルスなどの菌から守る方法があります。例えば、スマートフォンのタッチパネルを洗浄・抗菌するワックス。500円程度から購入でき、ELECOM社の「P-WX1」などの商品が販売されています。洗浄液を吹きかけた布でスマートフォンの画面を拭き取るだけですので、使い方も簡単です。
また同じくELECOM社からは、抗菌加工されたタッチペン「P-TPVLSV」も販売されています。特に画面の大きいスマートフォンを使う方の中には、タッチパネル操作にタッチペンを利用する方もいらっしゃるでしょう。そうなればタッチペンも頻繁に、長い時間手に触れることになります。この「P-TPVLSV」はシャフト部に抗菌加工が施されているため、常に清潔な状態で使用することができます。
身体への対策はもちろんですが、普段触れるモノからも予防できることがあります。今や多くの人々にとって身近な存在だからこそ、スマートフォンにもインフルエンザ対策をしておきたいものです。
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