mvnosim

格安SIMって、一体何者?

携帯キャリアといえば、docomo、au、SoftBankが思い浮かぶでしょう。しかし最近では、二次的な形で通信業を運営しはじめる企業が増えてきています。

テレビCMなどでもみかけるようになってきましたので、ご紹介したいとおもいます。

通信にのりだした企業

具体的にはSIMカードという、通信につかうチップの発行を開始したということになります。

もともとは、通信キャリアと呼ばれる会社(docomo、au、SoftBankなど)が携帯本体とセットで発行しているものなのですが、docomoさんの通信網を借りて、販売だけを請け負う代理店のような形で発行する企業が登場してきました。SIMカードの見た目もdocomoさんのものとほとんど一緒です。この代理店のような仕組みを「MVNO」といいます。

その最大の特徴は、月々の支払い額が安いということです。ですので「格安SIM」と呼ばれる事もあります。

格安SIMの通信料は契約内容などによっても変わってきますが、中には月1,000円を切る場合もあります。

その代わり、利用できる端末に制限があったり、通信量に縛りがあったりします。格安SIMでの端末運用を考えているなら、その特徴をきちんと把握しておきましょう。

格安SIMの料金プラン

格安SIMには、通話ありのプランと、通話なしのプランがあります。通話がないプランでは、パケット通信専用として端末を利用できます。もちろん、一般的に通話料なしのプランの方が利用料は割安になるでしょう。

ドコモなど大手キャリアの場合は、7GBまでなら通常速度でデータ通信が可能です。7GBを超えると速度制限がかかり、追加料金を払わなければ低速になってしまいます。

この流れ自体は、格安SIMの契約でもそれ程変わりません。ただし格安である代わり、上限が低めに設定されていることには注意が必要です。これは契約内容によって変わりますが、30MB/1日だったり、500MB/月だったりと、大手キャリアと比べてかなり下がります。

それでも、ライトユーザーにとっては十分でしょう。通信量も格段に安くなるので、よほどのヘビーユーザーでなければ、利用する価値は十分にあります。

データ通信にかかる料金は、1日の制限内であれば、月に一回しか使わなくても、毎日使っても同じ金額に設定されている事が多く、是非この機会にご自身の利用状況を見直していただければとおもいます。

端末選びの注意点

格安SIMの場合、端末(携帯本体)は自分で用意する必要があります。

しかしこの点において、1つ問題があります。多くの端末は、発売キャリア以外のSIMを入れても動作できないようにロックがかかっています。

※docomoで買った携帯は、docomoで発行してもらったSIMカードでしか通信できないといったロックです。もちろん、auとSoftBankも同様です。

しかしながら、docomoの場合ですと有料ではありますが、ロック解除のサービスがあり、ここ最近のモデルでしたらほとんどがサービス対象です。(ごく一部の端末になりますが、softbankでもSIMロック解除を行ってくれる端末もあります。)そのため、格安SIMを利用する機種の狙い目としては、docomo端末かSIMフリーと呼ばれるもともとロックのかかっていない端末となります。

格安SIMの種類によっては、一部のdocomo端末に限り、ロック解除なしでも動作確認がとれているものもありますので、参考にしていただければと思います。

格安SIMを契約

格安SIMは、大手キャリアのようにショップがあるわけではありません。そのため、大手の家電量販店やインターネットで購入することになります。SIMカードを端末に挿入した後の利用方法は、各販売元などでマニュアルが用意されていますので、そちらに従って操作しましょう。

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