ガラケーだって、カッコイイ!
最新機種に注目が集まるスマートフォンですが、ガラケーの場合、かえって昔のモデルに人気が出るケースがあります。今はあまり見なくなりましたが、折りたたみケータイでディスプレイ部分が回転する機種など、使っていた方も多いでしょう。また、折りたたみではなくスライド式の機種も多く利用されていました。中古携帯ショップでは、現在もそういった機種が比較的簡単に手に入ります。
キャリアショップに行っても、ガラケーの種類はそう多くはありません。最新機種以外はすぐにお蔵入りになってしまうので、選ぶ自由がないのです。高機能である代わりに、種類が数えるほどしかないのが、ガラケーの実情になっています。
昔のガラケーの特徴
デザインや値段で、中古のガラケーを選ぶという人もいます。わざわざ昔のガラケーを選ぶのは、今のガラケーにはない特徴があることが一因として挙げられるでしょう。
現在のスマホと同じように、一昔前はメーカー各社が競い合ってデザインや機能を研究し、開発していました。
「ガラパゴスケータイ」と言われるように、それこそ多種多様なモデルが存在し、時間がたった今でもかっこいいと言える機種が多くあります。
これがスマートフォンの場合なら、昔の機種をわざわざ選ぶことはほとんどありません。スマホなら容量不足やフリーズがストレスになるため、最新の大容量でサクサク動く機種を選びたくなります。
しかしガラケーの場合には、容量やレスポンスの点ではほとんど遜色がありません。昔の機種だからと言って、「カメラ機能が付いていない」「メールが使えない」というようなことは殆どないのです。特に基本性能においては、昔の機種だからと言って劣化を感じさせないのが、ガラケーの良いところといえるでしょう。
もちろん、全ての機能に遜色がないわけではありません。例えばおサイフケータイ機能がなかったり、防水機能がついていなかったりということはあります。カメラの画素数も低く、写真が綺麗に映らないということもあるでしょう。
これ、カッコよくないですか?
docomo F-04D カーボンブラック
F1で使用されるマシンのシャーシなどにもつかわれるカーボンファイバーをボディ素材に採用。
薄いのと、サイドボタンで開くのがたまりません。
中古ガラケーの相場
中古のガラケーでも、意外な高値がつくことがあります。ただし、高機能でかっこいいガラケーに高値がつくかというとそうでもありません。高機能な最新機種よりも、昔の機種の方が高値になることがあるのです。
ガラケーの相場は、需要と供給量の影響を大きく受けます。1つ、例をあげてみましょう。
ソフトバンクの002SHは、昔の機種にも関わらず高値で取引されています。これは、002SH発売時期にソフトバンクのiPhone人気のためにガラケーが売れなかったためです。そのため、002SHの出荷数が結果的に減少したので、希少価値として相場が上がっています。
中古ガラケー購入前に
中古のガラケーを購入する前に、機能とキャリアについては確認しておきましょう。例えば「防水は外せない」「おサイフケータイを使いたい」といった条件がある場合、中古ガラケーでは機能が搭載されていないかもしれません。そのため、最低限欲しい機能だけは確認しておくことが大切です。
また、せっかく買っても、持っているSIMカードの対応機種でなければ使えません。利用するキャリアのSIMが使える端末かどうかは、あらかじめ確認しておきましょう。例えばauで発売されたガラケーに、ソフトバンクで契約したSIMを指しても利用できません。
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