キッズケータイのお話
最近では、子供に携帯電話を持たせる家庭が増えています。しかしこのことに関して、親は教育面や費用面から不安を持っていることでしょう。とはいえ防犯上のメリットもあり、否定的な意見ばかりではありません。
そこで、子ども用の携帯電話「キッズケータイ」について、その機能や料金についてご紹介します。どのような制限が加えられ、どのような工夫がされているのかを知れば、キッズケータイへの見方が変わるかもしれません。
ただし、キッズケータイやキッズスマホの機能は、機種によって異なります。また、料金は契約条件や利用方法で変わりますので、あらかじめ注意が必要です。
※キッズケータイはdocomoさんの呼び方です。auさんでは mamorino(マモリーノ)、Softbankさんでは みまもりケータイとそれぞれで呼び方が違います。
キッズスマホと一般向けのスマホとの機能の違い
まずは、一般的なスマートフォンとキッズスマホとの違いについてご紹介しましょう。
1、有害サイトへの接続制限
親が子供にスマホも持たせる上で、大きな懸念となるのが有害サイトへのアクセスです。ただしこの点に関しては、接続制限機能があることを知っている人も多く、あまり心配している方は多くないでしょう。確かに各キャリアとも、キッズスマホの中にはインターネットへの接続が全くできない機種があるなど、必要意外の操作を完全にシャットアウトすることができます。
2、電話登録件数と通話相手の制限
キッズスマホでは、不特定多数の知らない人物との通話を制限するための機能があります。電話登録件数が10件程度に限定されおり、その上で、さらに登録した相手としか通話できないように工夫されています。
3、メールの文章や件数制限
メールなどの文章として打てる内容や、メール件数を制限することができます。そのため、知らない相手と多数のメールをやり取りしたり、子供らしからぬ文章のメールを作成したりすることを回避できるようになっています。
4、防犯上の機能が充実
キッズスマホには、GPS機能や防犯ブザー機能のほか、有料サービスが用意されています。例えば、非常事態にガードマンが駆けつけるサービスなどです。細かい箇所でいえば、落としたりなくしたりした場合のSIMカードの盗難が防止や、お子様が間違えて抜いてしまわないように、専用のドライバー類がないとはずせないように工夫されています。
5、料金設定が約1000円と低額
親の携帯電話会社と同じにするといった条件を満たしたり、インターネット接続を出来なくしたりすることで、低額での利用が可能です。約1000円の月額料金で、防犯対策や緊急連絡が可能となります。
キッズケータイを子供に持たせる上での注意点
以前は携帯電話の防犯機能が弱かったため、有害サイトへのアクセスやゲームサイトでの高額利用料金の発生、あるいはメールが原因となった犯罪など、問題多く発生していました。しかし最新のキッズケータイであれば、このような問題はかなり避けられるでしょう。ユーザー側で自由に強い制限が掛けられるため、安全度は向上しています。ただし、それでも十分な注意を払うことが重要です。
主な注意点としては、インターネットに接続できる場合、フィルタリングサービスで有害サイトへの接続防止すること。あるいは、逆にキッズケータイを位置情報サービスのみで利用するのも一つの方法です。通話やメール、インターネット接続の機能無くせば、危険性を排除して防犯性を高められます。
キッズスマホも進化
キッズ向けケータイだけでなく、キッズスマホもかなり安全面で強力な仕様になっていきています。親自身が最初にパスワードを設定し、アダルトサイトやSNSなどへのアクセス、および利用時間数を制限することが可能です。アプリのインストールもできないので、ゲームで多額の利用料金を請求されるようなことも避けられます。
キッズスマホお勧めアプリ
せっかくのスマートフォンですから、子ども向けに役立つアプリをご紹介しましょう。知育・勉強に役立つアプリが、数多く開発されています。
・アンドロイダー(Androidスマホ用、無料)
音とイラストを合わせる神経衰弱ゲームで、小さなお子供から大人まで遊べる動物のイラストと鳴き声を合わせる神経衰弱ゲームです。
・ピアノレッスン PianoMan(Androidスマホ用、無料)
ゲーム感覚でピアノレッスンができる、楽しい音楽ゲームです。ピアノに興味がある方は、最初のキッカケにお勧めです。
・英語で600お気に入りの子供の歌-lite(iPhoneスマホ用、無料)
「ドレミの歌~英語ver~」など24曲を収録。子どもが、英語のヒアリング力を楽しみながらつけられます。
・太鼓の達人 プラス(iPhoneスマホ用、無料、ただし追加の曲は有料)
ゲームセンターで大人気の「太鼓の達人」の一定曲数までの無料ゲアプリです。
キッズケータイ用ケース
キッズケータイは、防水防塵や耐衝撃に配慮して設計されている製品が多くなっています。しかし、それでも子どもは、とんでもない使い方することがあるでしょう。
破損を防ぐために、やはりケースを使用すると安心です。ストラップで首から下げられるようなケースなら、紛失の防止にも役立つでしょう。
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