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シニア世代にらくらくフォン

スマートフォンの利用者は、若年層を中心に急激な伸びを見せています。しかし多くのシニア世代は、操作が難しく使いづらいことや機能が多過ぎること、あるいは価格が高いことなどが理由で、スマートフォンへの機種変更に踏み切れない方が少なくありません。

そこで、各キャリアからはシニア向けの使いやすいスマートフォンが続々と発表されています。そんな、シニア層でも簡単に使えるスマートフォンの特徴や機能を、詳しくご紹介しましょう。

シニアスマホと一般的なスマホとの違い

まず、一般的なスマートフォンとシニア向けスマートフォン(らくらくフォン)とで、何が異なるのかをご紹介します。

1、操作性の向上 誤操作をしない使い方が可能

らくらくフォンには、大きなボタンが配置されています。また、文字も大きなフォントが採用されており、操作を直感的に理解できるようにできています。

さらに、ボタンは押したことが実感できるので、押し間違いも起きづらくなっている点が特徴です。例えば画面に触るだけでなく、画面を押し込むことで本体が振動するようになっており、ボタンが確実に押されていることが認識できます。よくシニア層から聞かれる「文字やボタンが小さくて読みづらい」といった不満が解消されているので、むしろ従来の携帯電話より操作性が向上しています。

2、機能がシンプル 拡張性を制限することで操作が簡単

スマートフォンの大きな特徴の1つに、多機能性・拡張性がありますが。しかしシニア層にとって、機能は限定して使いやすい方が良いでしょう。そのためらくらくフォンでは、必要最低限に機能を限定した機種も発売されています。

同じらくらくフォンでも多機能機種もあり、操作の熟練度などに応じた選択も可能です。

3、らくらくフォンの利用料金は低価格設定

らくらくフォンには、利用料金を低く抑えたプランが用意されています。一般のスマートフォンと比べて、約半額程度で利用することが可能です。

シニア向けスマホの主要機能と使いやすさ

シニア向けスマートフォンは、主要機能にも使いやすさの工夫が施されています。

1、通話機能

シニアが最も頻繁に利用する機能に、通話機能があります。シニア向けスマートフォンには、受話音量をより大きくできる機能や、周囲の音を消して会話の声だけを聞き取りやすくする音質調整機能などがあります。

また、据え置き型電話で良く見られる短縮ダイヤルへの電話番号登録も、大きなメリットになるでしょう。事前に電話番号を登録しておけば、ボタン1つでその連絡先へ発信することができます。

2、メール機能

文字入力が面倒、あるいは難しいという場合には、音声入力を利用すると便利です。あるいは手書きによる文字入力が可能な機種もありますので、メール作成も苦になりません。

スマホアプリ利用で広がる世界

シニア向けスマートフォンにも、さまざまな機能があります。よりそのメリットを感じるために、いくつかご紹介しましょう。

1、インターネット接続機能

携帯サイトよりはるかに情報量の多いパソコンサイトや、スマートフォンサイトを閲覧することができます。

2、さまざまアプリ利用・追加機能

スマートフォンには、シニア層にとって非常に便利なアプリがいくつも用意されています。操作に慣れてしまえば、手放せなくなってくるでしょう。例えば、以下のようなアプリが挙げられます。

・みまもりホン(有料版と無料版あり)

特別な操作は必要なく、ただスマートフォンを手に持つだけで、その動きを感知し安否確認を行います。全く感知できないと、一定間隔でアラーム音を発して警告し、それでも動きを感知できない場合には、あらかじめ登録した緊急連絡先にメールを送信します。

・「お薬ノート」「あっ!くすりLite」

薬の服薬管理ができるアプリです。何らかの事情で「お薬手帳」がなくなっても、アプリに記録しておけば替わりとして利用できます。また、飲み忘れなどを警告する機能もあります。

・「LINE」

若年層に利用者が多いですが、メールより操作が簡単な点は、シニアとっても大きなメリットになるでしょう。

これらの他にも、趣味のアプリや旅行に便利なアプリなど、用途に応じて楽しめるアプリが多数揃っています。

シニアのスマホ利用上の注意点

シニア向けスマートフォンにも、使用する前に知っておいてほしい注意点があります。あらかじめ、確認しておきましょう。

1、利用料金

スマートフォンの利用料金は、携帯電話よりも高くなっています。インターネット接続が多い場合には定額プランを選ぶなど、利用用途に応じた選択が必要です。また、アプリにも有料・無料がありますので、インストール時には注意しておきましょう。

2、個人情報の流出に注意

使い方を誤ると、個人情報が外部に漏れてしまう危険性があります。不用意に個人情報を流さないよう、気を付けましょう。

3、危険なアプリのダウンロードに注意

アプリの中には、悪意のあるものもあります。意図せずスマートフォン内の情報が流出してしまうなど、トラブルが起きる可能性を認識しておきましょう。

本体をケースでカバー

スマートフォンは安い製品ではありません。また本体が小さいだけに、注意していても落としてしまうことが少なくないでしょう。精密機器ですので、落下による衝撃で壊れてしまう可能性は否めません。貴重な写真などのデータも保存されているので、ケースに入れて落下などの衝撃に耐えるようにしておくことも大切です。

お誕生日、父の日や母の日など、記念日の贈り物にしてみるのもいいかもしれません。

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